以前「フリースタイル出産」というタイトルのブログで、アメリカの母体死亡率の件に触れています。

意外な事実だったため、参考のためにリンクを貼っていたのですが、リンク先がエラーに。

改めて調べたところ、エコノミストの記事の誤訳だったようで、訂正が入っていました。

タイトル通り、アメリカの母体死亡率が発展途上国より高いのは事実です。

訂正記事はコチラ

この記事には、出産時に母親が死亡する原因は、

①アメリカの出産の1/3が帝王切開だということが関係しているかもしれない。

②肥満が出産に悪影響を及ぼしているからではないかと考えられる。

と書かれています。

 

①の帝王切開については、ぜひコチラの記事を読んでいただきたいです。

記事の内容は日本のことですが、アメリカの帝王切開率が高いのは、やはり肥満の妊婦が多いからなのでしょう。

予防のための不必要な医療介入ということです。

日本もやがて同じ道をたどる可能性は否定できないと書いてありますが・・・

そして、②の妊婦の肥満。①と②は関連しているということですね。

妊娠中の肥満は妊娠糖尿病になるリスクがあります。

妊娠糖尿病は、妊娠高血圧症候群を引き起こしやすく、巨大児や流産、胎児死亡などにも繋がります。

そのほか、腰痛であったり、子宮の収縮する力が弱まり出産が長引く原因にもなります。

また、肥満の妊婦から生まれた子供は若年死亡のリスクが高まる、との論文も発表されています。

妊婦さんの肥満は、妊婦さんだけでなくお腹の赤ちゃんにとっても重大な影響を与えるのです。

一口に肥満と言っても、外国人と日本人ではレベルが違うと思いますが、過度な体重増加は気を付けたほうが良いですね。

日本では、以前は産婦人科医が厳しく妊婦の体重管理を指導していましたが、数年前よりゆるくなっているようです。

なぜなら、体重2500グラム以下の低出生体重児が増えてきているから。

原因は、痩せすぎの若い女性が増加していること。

低出生体重児は、成長してから生活習慣病になりやすいことが分かってきており、

現在は、体格に合わせた体重指導が行われるようになってきています。

結局、太り過ぎも痩せすぎも良くないという結論になるのですが(笑)

 

「産婦人科診療ガイドライン産科編2014」より抜粋

 

現在妊娠中の方、ご自身が肥満であるかどうかを調べるには、

「妊娠前の体重(kg)÷身長(m)×2乗」で計算してみてください。

18未満:痩せぎみ、18~24:標準、25以上:肥満

あくまでも目安ですので、自己判断せずお医者様の指示に従って下さいね。

 

AHBでも必ずお伝えしている、妊娠中に心がけてほしいこと。

①適度な運動・・・毎日のウォーキングがベストですが、毎日のお掃除も良い運動の一つです

②糖分を控える・・・果物やお菓子などの甘いものはできるだけというか、極力控えたほうがベター

③目を休める・・・携帯やPCは使用禁止にしたいくらいですが無理ですよね(^_^;)毎晩寝る前にホットタオルで目を癒すとグッド!

妊婦さんの食事は、ダイレクトに赤ちゃんに影響します。

妊娠中は、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

陰陽バランスが取れた生活」でも妊娠中の食生活に触れていますので、参考にして下さい。

妊娠中に特に必要とされる栄養素は、

  • 葉酸
  • 亜鉛
  • カルシウム

そのほか、マグネシウムやビタミンB6、ビタミンB12、DHAなども積極的に摂取すると良いです。