中国医学は西洋医学と違い、目に見えない「陰陽」「経絡」「ツボ」など扱いますが、

数千年にわたる膨大な臨床結果により、立派に医学として確立されています。

中医学の中に陰陽学説というのがあります。

「この宇宙に自然に存在するもの全てに陰と陽の関係があり、 互いにその存在はバランスをとって調和している」とする説。

全ての物事は陰陽に振り分けられ、そのバランスが崩れると人は病気になり、

陰陽バランスを調整することで病気を治すことができるという考え方に基づいている医学です。

例えば、

暗い(月光)は陰、明るい(日光)は陽

寒いのは陰、暑いのは陽

地は陰、天は陽

柔らかいのは陰、硬いのは陽

軽いのは陰、重いのは陽

下(後・左・低い)は陰、上(前・右・高い)が陽

外側が陰、内側が陽

秋・冬が陰、春・夏が陽

女性(妻・母)は陰、男性(夫・父)は陽 などなど。

私達の体は常にこの陰陽のバランスを保とうと頑張っています。

ところが、食生活や生活習慣・ストレスなどを始め様々な要因からバランスが崩れがちです。

病院に行くほどではないけれど体調がすぐれないなど、未病の段階からケアをする予防医学が中医学の特徴です。

 

この陰陽はお産にも深く関係しています。

陣痛は赤ちゃんの意志で始まるのですが、

その後は、女性の体に本来備わっている機能を発揮するのが自然のお産です。

陣痛は簡単に表現すると子宮の収縮と膨張の繰り返し。

収縮は陰、膨張は陽。

この陰陽のバランスが取れると子宮本来の力が発揮でき、子宮口が自然に開いてくるのです。

 

ところが陰性過多の場合、

・妊娠中に切迫流早産になりやすい

・前置胎盤になりやすい

・骨盤が緩む傾向にあり、腰痛になりやすい

・赤ちゃんが大きく育ちやすい

・破水が先に起こりやすい

・陣痛が弱くなりお産がなかなか進まない

陽性過多の場合、

・陣痛は強いけれど子宮口まで締まっていて硬い

・骨盤も硬くて動きが悪く、なかなかお産が進まない

・膣や会陰も硬いため、膣や会陰の裂傷が起こりやすい

 

以上のことからも、妊娠中は特に陰陽のバランスが取れた生活を心がけたいですね。

食事・生活・精神面、全てにおいてバランス良く保つのは確かに大変ですが、まずは食生活。

食生活が変わり体調が変わると、自然に心が穏やかになり生活にも変化が現れます。

食事の陰陽に関しては、アメブロでも少し触れています。

調理法にも陰陽はあるのですが、深く考えると難しくて続かないので、単純に上の様な表を参考にすると良いと思います。

あとは、自分の体の声に耳を傾けて下さい。

陰(陽)のものを欲している時は、体が陽(陰)に傾いているということです。

 

日常生活においては、目を酷使するパソコンやスマホなどは骨盤を硬くしますので使用を控えた方が良いです。

お散歩などの適度な運動も必要です。

昔の女性は、生理の時に何も当てていなかったというのはご存知でしょうか。

出血をどうしていたのか・・・

キュッと力を入れて膣口を締め、出血を止めていたそうです。

そして、おトイレに行った際に出していたというのです。

凄いですね〜だからインナーマッスルが鍛えられ、会陰切開せずに自然出産ができていたのです。

今は紙ナプキンや布ナプキンという便利なものがあるので、膣口は意識しない限り自然状態。

これは、いずれ尿漏れにも繋がります。

一日を何か少しでも意識して生活することは、とても大切だと思います。

食生活を少しずつ変えていくことで、精神面も穏やかになり出産が待ち遠しくて楽しみなりますよ!

 

お産の陰陽に関しては(株)ナチュラルハーモニー「自然誕生に込めた想い」より抜粋しています。

(株)ナチュラルハーモニーは「ハーモニック・トラスト」という無農薬野菜やお米を販売しているサイトを運営する会社。

私は、いつもハーモニック・トラストでお米を購入しています。

食事の陰陽もそうですが、できるだけ無農薬で無化学肥料のものを食べるよう心がけています。

食事療法によってうつが治ることもあるくらい、食生活が私達の体に与える影響は大です。

生まれてくる赤ちゃんのためにも、あるいは自分の健康・家族の健康のためにも食事には気を使いたいものです。