現代社会において必要不可欠なデトックス習慣
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生活習慣にしたいデトックス

定期的なデトックスをしていますか?

現代社会において、もはやデトックスは必須の生活習慣です。

日本が、農薬大国・食品添加物大国であることは、知る人ぞ知る事実。

オーガニックなど食に気をつけている人でも、やはりデトックスは必要だと思っています。

ちなみにオーガニック食というのは、農薬・化学肥料・動物用薬品・食品添加物などの有害化学物質の使用が制限内であり、遺伝子組換食品を使用していない食事のことです

遺伝子組換食品は、ガンなどの様々な健康被害が報告されているので、オーガニック食では使用を禁止されています。

農薬大国・食品添加物大国に住む私たち日本人にとって、デトックスは必要不可欠。

今日は、様々なデトックス法をご紹介したいと思います。

ご自分にあったデトックス法を見つけて、できれば週1回、最低でも月1回は実施してほしいと思います。

ハワイアンデトックス

古代ハワイの人たちは、地球と繋がって生きていました。

胃腸の調子が優れない時には、海水を飲んで断食をし、体がバランスを取り戻すのを待ちました。

また、ハワイ特有の植物やフルーツを薬草として治療に用いました。

自然界にあるものの力を知り、上手に取り込むことで、その恩恵を受け取り、自然治癒を高め、健康を維持していたのです。

そんな古代ハワイに伝わる「海水を飲む健康法」を現代風にアレンジしたのがハワイアンデトックスです。

野崎友璃香著『たった3日で細胞から生まれ変わる!ハワイアンデトックス』より

マイルドな断食と海水で、腸内洗浄をするハワイアンデトックス。

海水を作るための塩は、ハワイ島コナ沖で汲み上げられる水深675mのミネラル豊富な深海水から作られた天然のシーソルト。

塩に浄化作用があるのはご存知だと思います。

海水が体の細胞と、その細胞が記憶しているネガティブ感情までも浄化してくれるのです。

身体の中の毒素が多い人ほど、好転反応と呼ばれる頭痛や吐き気、気だるさが襲ってきます。

ひたすら涙を流す人もいるようです。

私は、ハワイ島のハワイアンデトックスリトリートツアーに参加したことがあります。

かなりパワフルなデトックスですので、トイレとお友達になりますよ(笑)

ハワイアンデトックス方法

材料と作り方

  • 天然水(市販のものでOK)・・・950ml
  • ハワイアンディープシーソルト・・・13g
  • オーガニックレモンの絞り汁・・・50ml(レモン約1個分)

1Lの空のペットボトルに材料をすべて入れて混ぜ、海水ソリューションを作る。

※別の天然塩や添加物の入った食卓塩などで代用しないでください。

飲み方

30〜40分以内に、1Lの海水ソリューションを飲み干す。

ダラダラ飲まずに、グイッと一気飲みで流し込むのがコツ。

1日の流れ

9:30   ハワイアンデトックス海水ソリューションを1L飲む

11:00 オーガニックフルーツフレッシュスムージーorジュース

13:00 ハワイアンデトックス海水ソリューションを1L飲む

15:00 オーガニック野菜ジュース

18:00 オーガニックお味噌汁(具なし)

お味噌汁は、おかわり自由です。

ハワイアンデトックスを始める前に

基本は3日間行うのが理想ですが、ご都合に合わせて半日や1日、2日でも可能です。

仕事や外出は避け、読書やヨガ・瞑想などゆったりのんびり過ごすことをオススメします。

朝、海水ソリューションを飲む前に、フランキンセンスの香りでリラックスしましょうとありますが、必須ではないと思います。

私が自宅でする際は、オーガニックジュース等は作るのが面倒なので飲みません。

海水ソリューション以外は、お味噌汁かお水を飲んでいます。

と言っても、せいぜい1日しかしません(笑)

それでも、何もしないよりは断然体には良いですよ!

家族のいる人は、なかなか実行するのは難しいと思うので、リトリートツアーに参加するのもありですね。

確か、伊豆や沖縄でもやっていたと思いますが、今はわからないのでハワイアンデトックスで検索して調べてみてください。

書籍には、なぜハワイ島沖の海水の塩がよいのかなども詳しく説明されています。

エドガー・ケイシー流デトックス法

エドガー・ケイシーは、一言では語れない人なのですが、今風で言うとスピリチュアルな人です。

催眠状態になりアカシックレコードにアクセスすることで、多くの人を病から救いました。

無学だった彼が病気の診断ができたのは、前世で古代ギリシャの科学者だった時の知識からだと言われています。

彼はリーディングの中で、全ての病気の原因の殆どは体の中に溜まった毒素だと言っています。

彼のリーディングの内容は、現在でも十分通用する内容です。

そのリーディングですすめていたデトックス法を3つ、ご紹介します。

「ひまし油湿布」デトックス

ヒマというトウダイグサ科の植物の種子を「ヒマシ」といい、これを圧搾して作った油がひまし油。

ギリシャ時代から愛用され、中世ヨーロッパでは「キリストの御手」と呼ばれていました。

昔から主に、排毒、下剤として使われていたようです。

エドガー・ケイシーは多くのリーディングで、このひまし油湿布でのデトックスをすすめています。

ひまし油湿布は、ひまし油を染み込ませた布を肝臓に当てて1時間ほど寝るという、いたって簡単なデトックス法です。

材料

  • ひまし油 200〜250ml
  • フランネル 3〜4枚
  • オイルカバー(サランラップで代用可)
  • 温熱ヒーター(カイロで代用可)
  • 重曹(ひまし油湿布後の拭き取り用)
  • オリーブオイル(最後の3日目の夜に大さじ2杯を飲んで寝ます)

方法

Cayce Goodsのサイトよりお借りしました。

材料を揃えるのに費用はかかりますが、デトックス効果は大きいと思います。

肝臓は毒素が貯まるところで、肝臓をデトックスすることで、全ての臓器にも作用します。

「ホリスティック医学の母」と呼ばれる82歳の現役女医であるグラディス・マクギャレイ医師も、エドガー・ケイシー療法のひまし油湿布を多くの患者に取り入れています。

注意点

  • 3日間連続して毎日同じ時間帯に行う
  • 食後2時間以上たってから行う
  • 湿布中は、静かに横になって寝る
  • 携帯やテレビは一切避け、リラックスする音楽を聴きながら、体を休めてあげる、いたわってあげる気持ちで横になる

キリストの手があなたの肝臓に触れている、と想像をするといいかもしれません。

寝てしまうのが理想。

人によっては、夢をいっぱい見るようですが、それもデトックスです。

 

「コーヒー洗腸」デトックス

エドガー・ケイシーはリーディングで「お風呂に入るように、口をすすぐように、腸の洗浄をすれば、人はもっと健康になる」と言っています。

これは、本当にそう思いますね。

宿便は、便秘とは無縁で、毎日快便の人でも、必ずあります。

腸内の宿便(老廃物、毒素、異常発酵物)は、悪玉菌を増やしたり、活性酸素などの有害物質を発生させます。

有害物質は血液を通じて体中に送られ、身体のあちこちで不調や病気を起こす原因になるのです。

宿便をためないため、今ある宿便をとるためにも、洗腸はぜひ定期的に行ってください。

本来であれば、エドガー・ケイシー流洗腸をおすすめしたいのですが、これは少々難易度が高めです。

今回は、初心者でも簡単にできる、コーヒー洗腸をご紹介します。

コーヒーエネマは、癌治療で有名なゲルソン療法で推奨されている洗腸方法。

腸に注入されたコーヒー(オーガニックに限る)は、腸の中の悪玉菌をやっつけて腸内環境を整えるほか、肝機能を高め、血液中の毒素を胆汁と一緒に排出する働きをします。

カフェインの働きで大腸だけでなく肝臓のクレンジングもできるので一石二鳥なのです。

残念ながら、飲料とした飲んだ場合は、カフェインなどの刺激物質や化学物質が小腸に棲む腸内細菌に悪影響を与えるので、あまり飲まない方が良いのです。

コーヒーエネマ洗腸方法

  1. 鍋に1リットルの水と大さじ3杯の挽いたオーガニックコーヒー豆を入れ、3分ほど沸騰させた後20分とろ火にする
  2. 体温程度に冷めたら洗腸容器に入れ、トイレでゆっくり腸内に流し込む。(決して無理はしないこと)
  3. 5〜10分ほど腸にコーヒーをとどめる(可能であればマッサージ)
  4. その後、排泄

※1L全て入らなかったり、すぐに排出したくなったら、無理をせずすぐに排泄します

ネット上には、コーヒーエネマ体験談がいっぱい見つかりますので参考にしてみてください。

ケイシー流洗腸について

コーヒー洗腸が、洗腸回数が1回で15分くらいで終わるのに対して、ケイシー流洗腸は、洗腸を3〜4回行い1時間くらいかかってしまいます。

ですが、その分やはりクレンジング効果は高いです。

コーヒー洗腸を数回行っても良いですし、慣れてくればケイシー流洗腸にも挑戦してみてください。

ここでは、ケイシー流洗腸方法は書きませんので、ネットでお調べくださいね。

実は、ケイシー流洗腸には塩を用います。

個人的な意見として、ハワイアンデトックスと同じではないかと思っています。

洗腸は肛門から液体を注入して腸内(と肝臓)だけの洗浄と解毒ですが、ハワイアンデトックスは全身の細胞のクレンジングです。

なので、私はケイシー流洗腸はしたことがなく、ハワイアンデトックスのほうが好みです。

りんごデトックス

これも、エドガー・ケイシーがリーディングでよく勧めているデトックス法です。

りんごダイエットというのがありましたが、それと全く同じです。

りんごデトックス方法

①3日間、生のリンゴだけを好きなだけ食べ、水を飲む

コーヒーもOKですが、胃の中が空っぽの状態でのみという条件付き

②3日目の夜と、翌朝、オリーブオイルを小さじ2〜大さじ3杯を目安に飲む(お通じのため)

りんごなら幾つ食べてもOKなのが、嬉しいですよね。

と言っても、飽きますが(笑)

このデトックス法が一番気軽なので、私は何度もしています。

ケイシー流理想のデトックス法

エドガー・ケイシーは、「ひまし油湿布」を3日間行った後に、コーヒー洗腸もしくはリンゴデトックスを行うと効果倍増と言っています。

あくまでも理想なので、自分のできる範囲でデトックスを行ってください。

何もしないよりは、1日でも実践すれば体は喜びます!

 

玄米七号食デトックス

玄米七号食デトックスとは、ただ玄米だけを10日食べる食事療法です。

飲み物は水とお茶のみ。

デトックスだけでなく、ダイエットまでできてしまいます。

健康体の人だと3〜4キロ、肥満体の人だと5〜8キロ痩せるそうです。

デトックスと言えば、体の毒素や老廃物を出すだけと思われがちですが、同時に心も浄化され、意識まで変わります。

体だけでなく、心も食べ物の影響を受けているということですね。

七号食とは七番目の食事法という意味だそうで、他に六号〜一号食まであります。

  • 六号食—玄米に味噌汁&お漬物OK
  • 五号食—六号食に季節野菜のみのおかず一品
  • 四号食—五号食におかずをもう一品(魚もOK)
  • 三号食—おかず三品
  • 二号食—おかず四品
  • 一号食—好きなものを好きなだけ食べる

デトックスには七号食、六号〜四号が健康食、三号〜一号は不健康食(いつか病気になる食事法)。

私は、一度この玄米七号食デトックスに挑戦しました。

と言っても、諸事情があり3日間だけでしたが・・・

私は、普段から玄米食なので抵抗はなかったのですが、正直、3日間でもかなり飽きました 😆

本来なら玄米だけなのですが、お漬物を少し食べていました(笑)

この玄米七号食デトックスで気を付けたいのは、必ず無農薬の玄米にすることです。

無農薬でない場合は、玄米より白米の方がましだということはお分かりですよね。

断食(絶食)デトックス

何と言っても、一番のデトックスはもちろん〝断食(絶食)〟でしょう

断食も絶食もすることは同じで、食を断つこと。

水はいくら飲んでもOKです。

水を多く飲むことで、毒素排出が促されます。

断食(絶食)のペースは、自分のできる範囲で行いますが、理想は週一日ペース。

丸一日、胃腸を休めるだけで体は喜びますし、ダイエットにも繋がります。

週一が厳しければ月一でも、まったく絶食をしないよりはいいに決まっています。

環境的に自宅で実行しづらい場合は、断食道場などを利用すると良いと思います。

一度絶食を体験することで、自分の体はもちろん心の変化にも気付くはずです。

断食や絶食が体と心に与える効果に気付くと、自宅でも自然に断食(絶食)ができるようになります。

断食(絶食)を習慣化すると、間違いなく心身の健康促進に繋がります。

デトックスの効果

デトックスは、ここに紹介した以外にも色々あると思います。

ご自分がやりやすい方法を見つけて、ぜひ行ってください。

現代社会において、本当にデトックスは必須です。

デトックスをしなければ、健康長寿は目指せないと思っています。

現在、何か病気を抱えている人は明日からでもぜひやってほしいのですが、薬を服用している人は必ずお医者様に相談してください。

体の病気だけでなく、うつなど心の病気の人にも効果があります。

個人的には、全ての病気に効果があると思っています。

デトックスの主な効果は

  • ホルモンバランスの改善
  • 自然治癒力・免疫力・新陳代謝UP
  • 自律神経の働き、血液・リンパの流れが正常に

現代人は、自然治癒力のためのエネルギーが不足していますので、ぜひ食生活の見直しと定期的なデトックスを取り入れてほしいものです。

デトックス中の楽しみ(?)は、トイレでの排泄物チェック。

黒い便が出ていると、宿便が排出されたのだと嬉しくなります(笑)

腸が健康になると、必ず美肌になります。

顔色や顔の肌の状態は、その人が日頃どんなものを食べているかを反映するからです。

肌の状態が良くない人は、一度自分が普段どんなものを食べているか振り返ってみてください。

面倒くさがり屋さんのためのデトックス法

色々、デトックス法を書きましたが「面倒だな〜」と思った人、いませんか?

そんな超面倒くさがりのあなたへ、超簡単なデトックスをご紹介しておきます。

故・船井幸雄さんのブログで、宿便取りは重要だと書かれていた記事を読み、即買いしたのが「イオナミン」

寝る前に錠剤を飲み、翌朝排出するのですが、下剤ではないので腹痛は全くありません。

それなのに、パワフルな排出力です(笑)

「ホントのキレイはからだの中から」とうたっているゼットイオン健康法。

そのゼットイオン健康法を開発したのが、理学博士の岡部薫さん。

岡部博士は、ご自身のアレルギー体験からイオナミンを開発されました。

イオナミン開発秘話とも言える話が、ゼットイオン健康法に書かれています。

「この人凄いな〜」と感心しながら読みました。

皆さんも、ぜひご一読をオススメします。

やはり、宿便は体の中にあってはならないものです。

一番簡単なデトックス法である、イオナミン。

今は、少量のものが販売されていますので、気軽にお試しができます。

最後にもう一点ご紹介します。

私は毎朝飲むバナナジュースに、デトックス効果のあるスーパーフード・スピルリナを入れています。

日本製は錠剤のものが多いようですが、私は昔から粉末のものを摂っています。


日々の生活にも少しずつデトックスを取り入れることも大事だと思います。

高価なサプリメントをいくらいっぱい摂取しても、体の中が毒素だらけだと効果ゼロですよ!

 

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