お母さんの子宮の中への退行、すなわち自分が胎児だった時にさかのぼることは、全ての人の心の癒しになります。

理由は、当然ながら、人間は全ての人が母親から生まれているからです。

通常は10月10日の間、母親のお腹の中で、母親と一心同体となって生活をします。

母親の影響を受けないわけがありません。

妊娠中のお母さんの心の状態、体の状態、全ての感情を赤ちゃんは感じ取っています。

もっとも早く発達する人間の感覚は、聴覚。

お腹の中で、周囲の声をちゃんと聞いています。

潜在意識が、周囲の状況も感じ取っているのです。

 

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるとき、お母さんに向けられた言葉や周囲の人に向けられた言葉であっても、

自分に向けられた言葉と取ることがあります。

その言葉が、人を傷つけるようなものであれば、当然赤ちゃんも傷ついています。

赤ちゃんは、この世に生まれたあと、その言葉自体は忘れてしまっていますが、潜在意識の奥にはきっちり記憶されています。

やがて成長し、さまざまな感情を覚えていくうちに、ふと傷ついた感情と同じ感情を体験する時があります。

それがキッカケで、潜在意識の奥深くに眠っていた傷ついた感情が表面に出てくるのです。

それが、トラウマ、時にはうつの一因になっていきます。

傷ついて封印していた感情は、決して一つということはありません。

人によっては驚くほど多く、それが一気に表面に出てきた場合は、パニックになります。

退行療法では、その人のベストな方法で、一つ一つの傷ついた感情を癒していくことになります。

 

勘違いしないでほしいのは、うつやトラウマの原因が母親にあるというのではないことです。

子供の頃の傷ついた感情の封印は、全ての人にあります。

母親のお腹の中にいた時の傷ついた感情は、この世に生まれてから、通常は両親や家族・人とのコミュニケーションの中で自然に癒されていくものです。

それが癒されず、封印したまま成長した場合は、何かのキッカケで表面化します。

今は、親子のコミュニケーションが希薄になっています。

それが、癒されずに成長する原因ではないかと私は思っています。

AHB催眠出産でも、うるさいほどコミュニケーションの重要さを繰り返し伝えています。

胎児の時の胎話(繋がり)〜生まれてからの体話(触れ合い)〜人生における対話(会話)

この〝三つのタイ話〟こそが、健全な心と体をもつキーだと信じています。

心が健康だと、間違いなく体も健康です。

現在、特に母親との関係に悩んでいる場合は、子宮への年齢退行療法は必ず何らかの解決へ導きます。

悩みを抱え込んだままでは、やがて体を蝕みます。

時には、悩んで自分の力で解決する術を身に付けることも必要ですが、

もう何年も悩んでいるという場合は、自分の力の限界かもしれません。

人を頼ること、人に助けと求めることは、人生において時には必要です。

迷わずセラピーを受けることを選んでください。

心を健康にして、人生を楽しまなくては、あなたの魂は悲しんだままです。