ヒプノセラピー(催眠療法)とは
ヒプノセラピー(催眠療法)とは、簡単に言うと、催眠術を用いた心理療法のことです。
欧米では医師会などで認められ、広く知られている心理療法です。
催眠のイメージと言えば、意識を失っている状態、他人に操られる状態、寝ている状態というのが一般的だと思いますが、実際の催眠状態は意識があり自分で物事の判断もできます。
実は私達は、日常生活において1日に何度も催眠状態に入っています
映画やテレビを観ている時、熱中してスポーツをしている時、夢中で本を読んでいる時などがそうです。
流れ作業など同じことを繰り返す作業中や、毎日のルーティンワーク中は、催眠状態下で行なわれていると言えます。
朝起きてすぐの時や寝る前も、催眠状態です。
自分では催眠にかかっているという感覚はまったくありませんよね。
催眠状態は特別なものではなく、普通の状態なのです。
たとえ催眠状態であっても、あなたは意識がなくなることもなければ、コントロールされることもありません。
催眠状態がセラピーに良いと言われるのは、潜在意識がオープンな状態だからです。
潜在意識は、時間・人称・善悪・正誤などを認識しないため、言葉をそのまま受けいれます。
この特徴を利用するのが暗示療法です。
また、潜在意識は体験した全ての出来事を時系列で記憶する特徴を持っています。
その特徴を活かしたのが年齢退行療法です。
このように、ヒプノセラピー(催眠療法)とは、潜在意識の特徴を利用して心に変化を起こそうとする心理療法のことです。
肉体は意識にコントロールされるロボットに過ぎません。
ココロとカラダは繋がっています。
ほんの少しの気付きによってココロに変化があり、意識が変わることでカラダも変わります。
悩みを一人で抱え込まず、勇気を出して一歩踏み出してみませんか?
あなたのほんの少しの勇気が、今後の人生を大きく変えるかもしれません。