
瞑想と同様の効果があるもの
瞑想というと、目を閉じてひたすら無になるというイメージです。
実際、無になるなんていうのは生きている人間にとっては不可能に等しいことなのですが・・・
瞑想は、必ずこのやり方でなければならないという方法はありません。
頭の中に新しい情報が入らないように、シャットダウンできる状態を作ることができれば、自分の好きなやり方で良いと思います。
最近、テレビでも取り上げられる機会も多くなり、少しずつ瞑想に興味を持つ人が増えています。
瞑想に興味を持ってやってはみたものの、瞑想の本当の良さを知る前に、止める人も多いような気がします。
初心者の人は、本や瞑想会に参加するなどして少しずつ理解を深めていけば良いと思います。
本で知識を深め、瞑想会にも参加したけれど、やっぱりイマイチわからないという方も中にはいるかもしれません。
今日は、そんな方のために〝書く瞑想〟について書こうと思います。
書くという作業は、無心になって集中すると瞑想と同様の効果があります。
〝書く瞑想〟に慣れてくれば、徐々に本来の瞑想にも挑戦してみてください。
瞑想の気持ちよさというか、非人間的な感覚を体験すると、本当に病みつきになります 😉
写経・写仏
写経は、昔から心を落ち着かせるのに良いと言われています。
一字一句、心を込めて清書することが、心身を集中させ、雑念を払い、心の安らぎに繋がります。
宗教上の問題がなければ、気楽に始められるのもオススメです。
お経を言葉にしながら書くと、より集中できて言霊のパワーも貰えそうです。
写経は認知症予防にも良いと言われていますよ。
般若心経の現代語解説や、1日1話の「今日の法話」も掲載されており、飽きることなく毎日できそうです。
ちょうど1ヶ月で終えるため、新しい月にまた最初から行えます。
1日1行なので、ほんの数分ですが最低でも10回は書くことをオススメします。
何度も繰り返して覚えてしまった後、お手本を見ずに般若心経を一日に1回かけるようになるのが理想です。
こちらも、般若心経の内容が分かり易く解説されているようです。
著者は書家なので、写経で心を落ち着けるとともに、書も上達できるように工夫されています。
心が落ち着き、写経も詳しく学べ、字も上達する、一石三鳥の効果が期待できるとのレビューもあり人気です。
字を書くのは苦手だけれど、絵なら・・・という方は、写仏もあります。
こちらは、仏像の手本をなぞることで簡単に写仏を行うことができる、写仏入門書。
写仏はれっきとした仏教の修行の一つとのこと。
集中して写仏をすると、不思議と心が癒されていきます。
最初は簡単なものから初めて、いろいろ試してみてください。
宇宙時計
1〜36の数字を幾何学模様で表しただけの書籍です。
22を超えて24までは人類が到達できる可能性を秘め、さらに25から36は人類を超えた多次元的な存在です。
25以降は不眠不休で一挙に描きましたが、人間の手を使って別の存在が描いているような、不思議な感覚につつまれました。
これは、あとがきに書かれている著者の言葉です。
この幾何学模様を1から順に描くことも〝書く瞑想〟になります。
コンパスと定規を用いてひたすら描く作業で、無心になれます。
何の予備知識もなく、ただひたすら、この幾何学模様を描き続けることで、自らの内から沸き起こってくる何かに気付くことができるかもしれません。
ただ、この作業は簡単ではありません。
時間と根気が必要なので、一気に描こうとせず、少しづつでも前進できれば良しとしましょう。
これが、ちょうど22の図形になります。
見ただけで、気が遠くなるような図形ですね。
実は、図形を見ただけで、その数が奇数か偶数か、素数なのかがわかるシステムになっています。
中心が開いている図形は奇数、閉じている図形は偶数、そして単色の図形は素数です。
これを描くには手本となる電子書籍の購入が必要になりますが、ご興味のある方は挑戦してみてください。
著者の辻麻里子さんは、2017年に宇宙へ帰られたとのこと。
地球での役目を終え、今はどこか別の星で活躍されていると思います。
辻麻里子さんの別の著書『22を越えてゆけ』もオススメです。
辻麻里子さん自身の声で録音された「宇宙図書館(アカシックレコード)へのアクセス法」CD付きです。
曼荼羅アート
曼荼羅は、簡単に言うと仏の世界観を絵にしたもの。
悟りの世界の胎蔵界(たいぞうかい)を描いた胎蔵曼荼羅。
知恵の世界の金剛界(こんごうかい)を描いた金剛曼荼羅。
この2つの曼荼羅絵図を描いたり塗り絵をすることで、書く瞑想になります。
最近は、お洒落な曼荼羅アートというものがあります。
綺麗ですね~仏様の絵と向き合うよりコチラのほうが好きな方もいると思います。
他にも、ドット曼荼羅、糸かけ曼荼羅、曼荼羅塗り絵など、様々な曼荼羅アートがありますが、私が個人的にとても興味があるのが糸かけ曼荼羅です。
曼荼羅
この作業も、ハマると無心になること間違いなし!
カタカムナウタヒ書写
最後は少し特殊な書写をご紹介します。
カタカムナは、聞いたことのない人が多いかもしれません。
カタカムナとは、遥か昔日本で栄えた文明で、その時代に使われていた古代図象文字がカタカムナ文字。
研究者が少なく、まだまだ謎の多い文明・文字ですが、目に見えないパワーが秘められていると言われています。
カタカムナ文字は全48音あり、カタカムナウタヒは、全80首。
これはなんだ?!の世界ですが、私的には超ひも理論に関係していると思えて仕方がないのです。
量子論と超ひも理論の統合研究が進めば、カタカムナの謎も解けるのではないかと思っています。
まぁ、細かいことはさておき、カタカムナ文字で綴られたカタカムナウタヒを書く事も〝書く瞑想〟として紹介したいのです。
カタカムナウタヒは全部で80首。
残念ながら、お手本となる書籍が高額すぎて、オススメできるものがありません。
最も重要なのが第5首、6首、7首で、毎日この3首だけを書くことでも十分だと思います。
カタカムナ医学を実践されている丸山医師は、この3首を用いて医療もされています。
ネット上で見つけた3首をお借りしました。
この3首を声に出しながら、書くことで〝書く瞑想〟になると思います。
この3首を暗記し、瞑想時にひたすらこの3首を唱えると邪念が起らないと思います。
謎の多いカタカムナですが、違和感さえなければ、カタカムナウタヒ書写にもトライしてみてください。
この他にも〝書く瞑想〟に応用できるものはあると思いますので、ご自身で色々試してみてください。
瞑想とは、神の声に耳を傾けること。
神の声に耳を傾けるためには、雑念は邪魔ですよね。
時間を忘れるくらいに書く作業に没頭できれば、まさに瞑想です。
瞑想中に、神の声がふと降りてくるかもしれませんよ!
書く瞑想中に、自分の声で録音した暗示をBGMとして流しておくと、催眠暗示と同じ効果が得られます。